オリゴ糖の摂取方法

オリゴ糖は、1種類だけを摂取しても十分な健康効果につながらないといわれています。理由は、腸内に住む細菌の種類の多さに関係しています。オリゴ糖をエサにして活躍する善玉菌のうち、ビフィズス菌だけでも10種類以上あるのです。これらに対応するだけのオリゴ糖は、何種類もから摂取効果的だと考えられています。腸内の善玉菌を増やすには、プロバイオティクスとプレバイオティクスという2種類の方法があることも覚えておきましょう。プロバイオティクスは、腸内に住む善玉菌を乳酸菌などから生きたまま摂り込む方法です。プレバイオティクスは、善玉菌のエサになる成分を摂取することで腸内にいる常在菌を元気にする方法です。

プロバイオティクスプロバイオティクスとプレバイオティクスは、どちらも取り入れて腸内の善玉菌を増やすように心がけたほうが効果的です。腸内には、善玉菌だけでなく悪玉菌や日和見菌となる菌の種類が1000種類以上も生息していることがわかっています。悪玉菌に負けないように善玉菌の数を増やすためには、さまざまな種類の善玉菌を育てて元気にすることが大切です。善玉菌のエサになるオリゴ糖も、複数の種類を摂取するのが効果的。1人1人の腸内環境が異なるように、オリゴ糖のブレンドも自分なりの方法を見つけましょう。

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オリゴ糖の種類

オリゴ糖は、消化性オリゴ糖と難消化性オリゴ糖の2種類に大きく分けることができます。消化性オリゴ糖は小腸で吸収されるのが特徴ですが、血糖値が乱高下する可能性も秘めているのが難点です。一方、難消化性オリゴ糖は小腸で吸収されても消化されないため、血糖値がそれほど上がりません。低カロリーなのも、メリットです。健康な体のためには、難消化性オリゴ糖を積極的に摂りたいところ。難消化性オリゴ糖には、6つの種類があることも覚えておきましょう。

オリゴ糖難消化性オリゴ糖の一種であるビートオリゴ糖は、ラフィノースの別名を持っています。テンサイや砂糖大根から抽出したオリゴ糖で、大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌を減少させるのに役立ちます。フラクトオリゴ糖は、玉ねぎやにんにく、バナナなどに含まれている種類です。虫歯の原因菌であるミュータンス菌のエサにならず、歯垢の原因とされる不溶性グルカンを生成しないことから、糖分なのに虫歯になりにくいのも特徴です。

ガラクトオリゴ糖は母乳や乳製品に含まれ、ビフィズス菌を増やしてくれます。甘みが強い大豆オリゴ糖は味噌やしょうゆからも摂ることができますが、一部は消化性オリゴ糖です。ラクトスクロースとも呼ばれる乳果オリゴ糖は、牛乳に含まれる乳糖とサトウキビに含まれるショ糖から精製されます。甘みが強く、カルシウムの吸収を促して骨密度を強化できるのが特徴です。キシロオリゴ糖はタケノコやトウモロコシに含まれ、オリゴ糖のなかでも整腸作用に優れています。

オリゴ糖の役割

オリゴ糖は、腸内環境のために役立つ栄養成分です。腸内にはさまざまな細菌が数え切れないほどに生息していますが、そのうちの善玉菌が悪玉菌より多めに生きている状態が腸内環境をよくしてくれます。ビフィズス菌などの善玉菌は、糖分が大好きです。ところが、砂糖やブドウ糖は小腸で消化吸収されてしまうため、大腸まで届きにくい問題があります。その点、オリゴ糖は小腸で消化吸収されにくいことから、大腸まで届くのがメリットです。こうしてオリゴ糖は善玉菌のエサとなり、腸内で善玉菌を増やす役目を果たしています。

腸内腸内に善玉菌が増えると、体内の老廃物がスムーズに外に排出されるようになります。逆に悪玉菌が腸内を支配していると、体内に老廃物が蓄積されて体調が悪くなったり美容にもよくない影響が出てきてしまったりするのが困りものです。これが、便秘の状態です。便秘が解消されて体内に不要な老廃物がなくなれば、血行がよくなって新陳代謝がスムーズになります。健康で美しい体を維持するためには、腸内環境がカギを握っているのです。つまり、オリゴ糖は毎日の健康と美容を支えてくれる栄養成分ということになります。日々移り変わる腸内環境を助けてくれるのが、オリゴ糖の役目です。

便秘のときはオリゴ糖

便秘になる原因の多くは、腸内環境の悪化です。そのため、便秘解消を目指すときには腸内環境を改善するのが有効です。善玉菌が多めの環境は、腸内のバランスをよくしてくれます。善玉菌のエサとなるオリゴ糖は、善玉菌を増やす間接的な役割を果たしてくれるのです。ここでは、便秘とオリゴ糖の関係についてお話します。

オリゴ糖オリゴ糖は、小腸で吸収されずに大腸まで届くのが特徴です。これにより、ビフィズス菌などの善玉菌が大好きな糖分が腸まで届きます。善玉菌が増えれば腸内環境がよくなるため、便秘も解消されるでしょう。体内の不要な老廃物が外に排出されやすくなり、健康で美しい体を維持できるようになるのです。つまりオリゴ糖は、健康にも美容にも役立つ栄養成分ということになります。

オリゴ糖は消化性と難消化性に分けられ、体への良い役割に優れているのは難消化性オリゴ糖です。難消化性オリゴ糖には6つの種類があり、それぞれに異なる特徴や作用があります。原料も異なるため、いろいろな食品からオリゴ糖を摂取可能です。

腸内には膨大な数の細菌が生息し、善玉菌のうちのビフィズス菌だけでも10種類以上あるといわれています。悪玉菌にもさまざまな種類がありますから、負けないように善玉菌の種類も数も増やすことが大切です。そのためにも、善玉菌のエサとなるオリゴ糖は、複数の種類をブレンドすると効果的です。種類の異なるオリゴ糖を摂取することでさまざまな善玉菌と結びつき、腸内環境の改善を目指せます。